悲しみのなかでも冷静に
葬祭業者との打ち合わせは、遺体の安置後に行います。
喪主は悲しみのなかで打ち合わせどころではないかもしれませんが、現実に葬儀の準備は進めなければなりません。
できるだけ冷静に話し合います。
後から「あのときは取り乱していて……」などと変更を申し出てもできないことがあります。
後で葬祭業者との間で、「言った」「言わない」のトラブルを避けるために、打ち合わせには、遺族が複数で参加するとよいでしょう。
また、遺族が信頼できる第三者に加わってもらうのもよいでしょう。
希望は具体的に伝える
大事なのは、どのようなイメージの葬儀にするかということ。
故人や家族の希望を、具体的に、正確に伝えて、葬祭業者に理解してもらうことです。
そのうえで、通夜・葬儀の日程、内容、費用、仕事の分担などを話し合います。
不明な点はそのままにせず、その場ではっきりさせることも、打ち合わせのポイントです。
葬祭業者の仕事の確認
葬祭業者が行っている仕事のどこまでが、基本セットに組み込まれるのか、追加になるのはどれとどれかなど、しっかり確認します。
心に残る家族葬(http://www.sougiya.biz/)なら、葬儀の全てが基本セットに含まれているので安心です。
予算を伝え見積書をとる
費用については、予算を率直に葬祭業者に伝え、見積もってもらうことです。
見栄から費用についてあいまいな対応をすると、予想外の金額になってしまうこともあります。
いまは見積書を出すのは常識で、ほとんどの葬祭業者が提出します。
もしくれないようなら、こちらから請求します。
それでも渋るなら、業者を替えたほうがいいでしょう。
葬儀が終わったら、実際の施行と見積書を比較し、価格や数量をチェックします。
なお、打ち合わせの結果は仕様書にまとめてもらい、お互いに誤解や行き違いのないようにします。
見積書は細かいものをもらう
何か必要で何か不必要なのか、サービスも含めてしっかり点検できるよう、具体的に記載した見積書をもらうようにします。
とくに人数によって変動する返礼品なども、予測人数を入れて事前に見積もってもらいましよう。
何度でも確認すること
打ち合わせをして頭に入っているつもりでも、動転している遺族は、いろいろなことを忘れてしまいがち。
今日やることは何か、次は何をするべきか、葬祭業者に何度でも確認しましよう。
相手は葬儀のプロ、こちらは初めての経験。
わからなくても忘れても当然ですから、恥すかしがらずに何でも聞くことです。
葬祭業者が行う仕事一覧
●枕飾り
●通夜・葬儀・告別式の設計、進行、管理
●式場の紹介
●寺院・神社・教会(僧侶、神職、神父、牧師)の紹介
●役所への申請手続き(死亡届、火葬許可申請書)の提出代行
●葬儀物品の準備(枕飾り、仏衣、棺、祭壇、門前飾り、消耗品、帳簿類、テント、座布団、テーブル、食器など)
●遺影の複製・引き伸ばし
●納棺、遺体の衛生管理
●祭壇の設営
●式場内外の整備や装飾
・受付の設置
・会葬礼状など印刷物の作成
・死亡広告の作成・代理店の紹介
・返礼品の手配
●会食用の料理などの手配
●喪服の貸し出し
●供花・供物・花環の手配と飾りつけ
・火葬場の手配
・霊柩車・マイクロパスなどの手配
・火葬場への同行
・式場の後片づけ
・後飾り壇の設営
●仏具・霊園の紹介
葬儀の場所を決める
式場の最近の傾向
式場としては、自宅、寺院、教会、集会所、公民館、斎場(葬儀の専門会館)などがあります。
葬儀の規模や形式を考慮して、葬祭業者とよく相談して決めましょう。
葬儀をしたい場所として、斎場支持派が多くみられます。
今後は斎場での葬儀が一般的となるでしょうが、こぢんまりとした葬儀であれば、自宅でという選択もあります。
葬儀の場所を選ぶポイント
①故人の意思を尊重する
②会葬者の人数を考慮する
会場が狭すぎると会葬者に迷惑がかかり、広すぎて弔問客が少ないのも寂しい……。
人数に合った会場を選ぶことです。
③会葬者の都合を考慮する
最近は通夜の会葬者が増えています。
夜、仕事帰りに寄りやすい、交通の便のよい会場も選択肢のひとつです。
④遺族の経済状態に合った場所に体面を気にせず、無理のない会場を選ぶことが大切です。
自宅の場合
他人に入られたくない、片づけや整理がたいへんという理由で避けられがちですが、自宅が広く、家族中心の小規模な葬儀なら、自宅葬儀も可能です。
通夜は自宅で、葬儀・告別式は斎場で、という選択もできます。
寺院や教会の場合
故人や家族の属する寺院や教会で行う葬儀は、住職や牧師・神父の手厚いサポートのもとに行える利点があります。
ただし葬儀専用施設でないので、行き届いたサービスを期待するわけにはいかず、会食などの準備や後片づけは自分たちでしなければなりません。
神式の場合、神社内では葬儀はしないので、自宅か斎場で行います。
集会場や公民館の場合
共同住宅の場合は、集会所や公民館が使えると助かります。
使用料が安く、気軽に利用できますが、準備や終了後の片づけや掃除は借りた人の責任です。
利用できる時間に制限のある場合もあり、宿泊施設はありません。
斎場(葬儀会館)の場合
セレモニーホールともいわれ、最近利用者が急増しています。
葬祭業者が運営する式場、公営の式場、寺院経営の貸し式場があります。
葬祭業者が運営する式場は、きめ細かいサービスが受けられます。
手伝いの人がいらず、宿泊施設も完備されている利点があります。
それ以外の斎場は、通夜の宿泊施設がなく、準備や片づけは借り手の責任になるところが多いので、事前の確認が必要です。
公営の式場は、安価に利用できるメリットがあります。
寺院の貸し式場は、宗派が違っていても利用できることがあります。
葬祭業者経営の斎場が選ばれる理由
①住宅事情
②手伝いの人手がいらない
③きめ細かいサービス
④進行がスムーズ
⑤宿泊施設が完備
⑥近隣に迷惑をかけずにすむ
⑦近所に家の事情を詮索されずにすむ
⑧交通の便がよい
注目されるホテル葬
近年、ホテルも葬儀(お別れ会など)に使われるようになりました。
交通の便がよく駐車場完備、料理もサービスも質が高く好評です。
しかし、料金が高めで、遺体の搬入はだめ、焼香はだめ、などの規制があるところが少なくありません。